リュウカツチュウ県外初の自主公演「琉球舞踊と古典音楽の会」を東京都墨田区の両国門天ホールで開催いたしました。
「沖縄にいなくても、沖縄の伝統芸能に触れる場所を作りたい」という想いから、これまでYouTubeを中心とした沖縄伝統芸能の情報発信、舞台活動をして参りました。
県外初となる自主公演は、リリースして間もなく入場券が完売し、満を持して舞台を迎える事が出来ました。お力添え下さった方々、そしてご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
桜の見頃となった墨田川のほとりの両国門天ホール。
舞台の幕開けは琉球古典音楽の斉唱「そんばれ節」。
第一部は「月」をテーマに古典作品や、3名が今一番向き合いたい演目を披露。月を見て様々な想念が湧き上がるように、沖縄の伝統芸能に歌われる内容を現代を生きる我々の感覚で感じてほしいという想いからテーマを設定。
「中城はんた前節」の斉唱に続いて、髙井賢太郎の琉球舞踊「浜千鳥」、町田倫士の琉球古典箏曲「六段菅攪」、棚原健太の琉球古典音楽「仲風節」をお届けしました。それぞれがセレクトした演目については、リュウカツノートにそれぞれの想いを綴っています。
第二部は趣向を変え「ゆんたく」と題したトークセッションを。それぞれが感じる「琉球舞踊」「歌三線」「琉球箏曲」の魅力や、それを専業にした理由などを語り、ご来場の皆さんからの質問タイムなども設けて、終始和やかな雰囲気となりました。
最後は、岩手県宮古市でも披露した琉球舞踊「まるまぼんさん」を。アンコールも頂戴して「鳩間節」で幕を閉じました。
4年目となるリュウカツチュウの活動。いつもYouTube越しに交流していた皆さんに、生の舞台でお会いできたこと、とても感慨深いものがありました。
「沖縄にいなくても、沖縄の伝統芸能に触れる場所を作りたい」
今後もオンライン・オフライン両方の活動を通して、沖縄伝統芸能に関わる人達と“リュウカツ”できたら嬉しいです。