琉球舞踊と古典音楽を東京で。リュウカツでの挑戦⦅髙井賢太郎⦆

2024年4月6日(土)に初めて主催公演 琉球舞踊と古典音楽の会を開催することになった。

コロナ禍、伝統芸能どころか生活もままならない日々に立ち上がった。YouTubeチャンネルリュウカツチュウも早3年半。やっとの公演だ。

YouTubeで伝統や沖縄を発信してみない?と話した、あの日にケンタッキーで話したこと。

「 今から動画(オンライン)で伝統芸能を発信するけど、この取り組みの行く末は絶対にリアル(オフライン)につなげよう 」

昨年初めてリアルでの芸能公演を岩手県宮古市で開催した。その後、ご縁もあって沖縄県内、パリ公演と続いた。そしてやっと、初めて主催公演として実施することができる。3年越しに小さな夢が叶った瞬間だ。

琉球舞踊や組踊のことしか考えない日々を過ごしていた僕にとって、YouTubeの発信は簡単なものではなかった。もちろん、三線のこと、箏のことであたまがいっぱいなメンバーの彼らも同じだろう。

ねれない時もあった。へとへとな時もあった。でもそんなときは、いつも動画についたコメントが背中を押してくれる。

「このチャンネルに出会ってまた三線はじめました。琉球舞踊観に行きました。」


インターネットという現代のチカラを借りて、伝統という一昔前の芸術文化をみんなで育んできた。

来月はそんな同志ともいっていい、まさしく”リュウカツチュウ”な人に会える日がくる。

琉球舞踊と古典音楽の会は東京都墨田区の門天ホールで行われる。情報公開はYouTubeの視聴者とコアなリュウカツファミリーの集うLINEのみで販売が開始しおかげさまでチケットは完売だ。

日頃の公演とも少し違ってどきどきする。すでに胸いっぱいだ。いよいよ2週間後、お楽しみに。


記事:リュウカツチュウ 髙井賢太郎