歌詞
一、かりゆしの遊び 打ち晴れてからや 夜の明けて太陽の 上がるまでも
縁起のよい遊びに 身も心も晴れたからには 夜が明けて太陽の上がるまでも(遊びましょう)
二、安波のまはんたや 肝すがりどころ 宇久の松下や 寝なしどころ
安波の小高い崖の周辺は 互いの心を寄せあう場所で 宇久の松の下は 憩う場所であるよ
単語集
- かりゆし / 縁起のよい
- 安波 / 沖縄本島国頭村にある地名
- まはんた / 小高い崖、丘
- 肝すがりどころ / 心を寄せあう場所
- 寝なしどころ / 憩う場所
安波節について
沖縄本島国頭村の安波の情景と、心を通わせる人々の様子を歌った土地褒め歌。現在、安波ヒラバンタ公園(マハンタ公園)に安波節の歌碑が建立されている。
三線奏者のひと言
シンプルな旋律のため、しばしば三線初心者向けの曲として演奏されることが多いです。沖縄の歌との出会いが「安波節」という方も多いのではないでしょうか。三線ビギナーとって、ぜひともマスターしたい曲のひとつです。