恩納節|意味・歌詞まとめ

恩納節

歌詞

一、恩納松下に 禁止の牌の立ちゆす 恋忍ぶまでの 禁止やないさめ

 恩納の松の下に禁札が立っているが恋忍ぶことまでも禁ずることはあるまい

単語集

  • 恩納 /   地名。沖縄本島北部にある。
  • 松下  /  松の下
  • 牌 /  掲示板、立て札
  • 立ちゆす /   立っている
  • ないさめ /   まさか~ではあるまい

恩納節について

御前風五節に数えられる一曲。18世紀に存在したとされる女流歌人・恩納ナビの詠んだ歌といわれています。古典音楽では幕開け演奏で「かぎやで風節」と並べて演奏されるほか、琉球舞踊「伊野波節」で使用されます。

三線奏者のひと言

稽古の中でも割と序盤に習う曲です。私(のりと)は中学2年生の時に初めて演奏しました。慣れてくると「スヤースーヤー」というハヤシがだんたん子守唄のように聞こえてきて、本当に眠りそうな心地になったのを覚えています。

演奏動画