稲まづん節|意味・歌詞まとめ

稲まづん節

歌詞

一、今年毛作りや あん美らさゆかて 倉に積み余ち(ヨー) 真積みしゃびら(ヨンナ)

 今年の稲作は あんなにも美しく実って 倉に積んでも余るので 外に高く積み上げましょう

単語集

  • 毛作り / 農作物、稲作
  • あん美らさ / あのように美しく  
  • ゆかて / 伸び栄えて、成長して
  • 倉 / 穀物を収納する倉庫
  • 積み余ち / 積み込んでも余る
  • 真積みしゃびら / 高く積み上げましょう

稲まづん節について

「かぎやで風節」とともに代表的な祝儀曲でもあり、現存する最古の工工四『屋嘉比工工四』には「昔御前風」という名前で記載されている。歌詞は五穀豊穣の願いが込められている。琉球舞踊「稲まづん」では、同節と早作田節の2曲構成で踊られる。

三線奏者のひと言

新人賞の課題曲のひとつでもあるこの曲。沖縄民謡とも違う独特な曲調…はじめは覚えること自体が大変でした。けど、歌えると楽しくなってくる。あれ?あんなに苦労して難しかったのに不思議。これはきっと稽古をコツコツと真積みした(積み重ねた)結果だと今となっては感じます。新人賞を受験される皆さんもコツコツと稽古ファイトです!

稲まづん節の演奏動画